巡洋戦艦
Battle Cruisers

アイコン 意味
戦闘や事故で失った場合(沈没、墜落)や損傷した場合、艦船などの内部で事故や事件がおこった場合の意味です。自軍や同盟軍、所属機関、所有会社が行った沈没処分や破壊処分、漁礁としてまたは演習で使用して沈めた場合にはこのアイコンは付けません
戦果や功績、各機関に寄贈された場合の意味です。戦争などで沈没し、何十年後に発見された場合もこのアイコンです
映画やTVドラマ、ドキュメンタリーに使用された場合の意味です
参考文献、小説や書籍に登場する事柄です
インターネットやTVゲームに登場する事柄です
不可解な事故&事件およびUFOなど超常現象に遭遇した事柄です


常備排水量:22,979t 全長:186.5m 幅:29.5m 吃水:8.98m 主缶:シュルツ・ソーニクロフト式石炭専焼水管缶24基 主機/軸数:パーソンズ式低速タービン2基、高速タービン2基/4軸 出力:52,000馬力 速力(最大):25.5kt 燃料搭載量:石炭3,100t 航続力:14.0ktで4,120浬 兵装:50口径280mm連装砲5基、45口径150mm単装砲12基、45口径88mm単装砲12基、500mm水中魚雷発射管4門 装甲:水線270mm、主砲塔前楯230mm、主砲塔天蓋90mm、甲板50mm、司令塔350mm 乗員:1,053名(旗艦の場合、司令部要員75名)

↑モルトケ級巡洋戦艦モルトケ

↑オスマン・トルコ海軍巡洋戦艦ヤウズ・スルタン・セリム(元モルトケ級巡洋戦艦ゲーベン)

↑Image courtesy of Shipbucket.
※緑枠は諸外国に売却された艦
艦名 NAME 建造所 就役日 退役日 除籍日 備考
モルトケ Moltke ブローム&フォス 1911/9/30 ◎1908/12 起工
◎1910/4/7 進水
1915/8/19 リガ湾にてイギリス海軍潜水艦E1の雷撃を受け損傷

(↑イギリス海軍潜水艦E級)
1916/5/31 ユトランド沖海戦にてイギリス海軍艦艇の砲撃により損傷
1918/4/24 プロペラを1つ失う、のちにイギリス海軍潜水艦E42の雷撃を受け損傷

(↑イギリス海軍潜水艦E級)
◎1919/6/21 スカパ・フローにて連合軍に拿捕されるのを防ぐため沈没処分
◎1927 引き揚げられ解体
☆モルトケの撃沈スコア(以下の艦船)
・1916/5/31 イギリス海軍巡洋戦艦Tiger(ユトランド沖にて損傷を与える)
(←イギリス海軍巡洋戦艦タイガー)
ゲーベン Goeben ブローム&フォス社ハンブルク造船所 1912/7/2 ◎1909/12/7 起工
◎1911/3/28 進水
◎1914 クロアチアのPulaにてボイラー修理(のちに修理未完了のまま出航)
◎1914/8/16 トルコに売却されYavuz Sultan Selimと改名(この時、乗員はそのままオスマン・トルコ海軍に移り、引き続きドイツ人将兵の手によって運用)、オスマン・トルコ海軍にて就役
1914/10/29 Sevastopolの砲撃にて陸上砲台の砲撃により損傷
1914/11/18 Cape Sarychにてロシア海軍艦艇の砲撃により損傷
1914/12/26 ボスポラス海峡にて機雷により損傷
1915/4 ボスポラス海峡にてロシア海軍艦艇の砲撃により損傷
1918/1/20 Imbros〜Lemnos間にて機雷により損傷、同日ダーダネルス海峡にて座礁、のちにイギリス海軍機の爆撃により損傷
◎1918/1/26 離礁
◎1918/5 Sevastopolにて入渠、修理(1918年3月3日に調印されたブレストリトフスク条約に基づき)
◎1918/8/7 修理(〜1918/10/19)
◎1927 ギョルジュク海軍工廠にてSt. Nazaire-Penhoetによる修理、改装(〜1930)
◎1930 Yavuz Sultanと改名
◎1936 Yavuzと改名
◎1950/12/20 退役
◎1952 トルコ共和国がNATOに加盟のため、艦種記号B70を与えられる
◎1954/11/14 除籍
◎1971 解体のため、M.K.E. Seymanに売却
◎1973/6/7 解体
◎1976/2 解体終了
☆ゲーベンの撃沈スコア(以下の艦船)
・1914/10末 ロシア海軍機雷敷設艦Prut(撃沈)
・1914/10末 ロシア海軍駆逐艦Lieutenant Pushkin(損傷を与える)
・1914/10末 ロシアの汽船Ida(拿捕)
・1916/7/4 ロシアの汽船2隻(Tuapseにて撃沈)
・1918/1/20 イギリス海軍モニターM28(Imbrosにて撃沈)
・1918/1/20 イギリス海軍モニターRaglan(Imbrosにて撃沈)


Update 24/02/25